料金相場の目安
ネットカフェとカプセルホテルは、どちらが安いかが「滞在時間」と「時期」で大きく変わります。特にネットカフェは、店舗や個室タイプによる差が大きいため、以下は都市部で鍵付き個室を利用した場合のざっくりした目安です。
※都市部・通常期を想定したざっくりした目安です。実際の料金は、立地・設備・予約時期・個室タイプ・イベント開催・大型連休などによって大きく変わります。
平日(通常期)
| 利用パターン | ネットカフェ(鍵付き個室想定) | カプセルホテル |
|---|---|---|
| 3〜4時間の仮眠 | 1,500〜2,500円前後 | 2,500〜4,500円前後 |
| 5〜6時間滞在 | 2,000〜3,500円前後 | 2,500〜4,500円前後 |
| 8〜10時間滞在 | 2,500〜4,500円前後 | 2,500〜4,500円前後 |
| シャワー料金 | 無料〜+500円程度 | 宿泊料金込みが多い |
土日・休前日(通常期)
| 利用パターン | ネットカフェ(鍵付き個室想定) | カプセルホテル |
|---|---|---|
| 3〜4時間の仮眠 | 1,800〜2,800円前後 | 3,500〜5,500円前後 |
| 5〜6時間滞在 | 2,300〜3,800円前後 | 3,500〜5,500円前後 |
| 8〜10時間滞在 | 2,800〜4,800円前後 | 3,500〜5,500円前後 |
| シャワー料金 | 無料〜+600円程度 | 宿泊料金込みが多い |
この表だけを見ると、全体的にネットカフェのほうが安く見えるかもしれません。
ただし、ネットカフェは滞在時間に応じて料金が積み上がるうえ、シャワーや一部アメニティが別料金になる場合もあります。
そのため、短時間の仮眠では安くても、朝までしっかり滞在する場合はカプセルホテルのほうが総額で安くなることがあります。
結論|短時間ならネカフェ、朝までならカプセルが有力
結論から言うと、全体的な傾向としては
- 短時間の仮眠ならネットカフェ
- 朝までしっかり滞在するならカプセルホテル
が安くなりやすいです。
ただし例外として、
- GWや年末年始などの超繁忙期はネットカフェが安くなりやすい
です。
カプセルホテルといってもグレードや価格は様々です。本記事では、通常期の平日に4,000円台までで泊まれるカプセルホテルを想定しています。一人一泊5000円以上するような価格が高めのカプセルホテルに泊まった場合は別です。(ここまで出せば個室のホテルに宿泊できる可能性もあります。)
短時間ならネットカフェ、長時間ならカプセルホテルが安くなりやすい
ネットカフェでは、ホテルのような「1泊いくら」ではなく、滞在時間に応じて料金が決まるのが一般的です。
短時間の仮眠であれば安く泊まりやすいですが、滞在時間が長くなるほど料金差は小さくなり、朝まで利用する場合はカプセルホテルのほうが安くなるケースも増えてきます。
また、多くのカプセルホテルでは無料で使えるシャワーも、ネットカフェだと有料であるケースが多いです。
※パック料金に含まれる店舗もあります。
アメニティを持参していない場合、必要に応じてアメニティ代がかかる可能性もあります。
短時間の仮眠であればネットカフェのほうが安くなりやすいですが、朝までしっかり滞在する場合は、滞在時間の延長やシャワー代を含めると、カプセルホテルのほうが総額で安くなることも少なくありません。
そのため、「数時間だけ休みたい」のか「一晩しっかり寝たい」のかで選ぶと失敗しにくいです。
GW・年末年始などの繁忙期はネットカフェが有利なことが多い
ただし、GWや年末年始などの超繁忙期になると、カプセルホテルは高くなりやすいです。
理由は料金体系にあります。
カプセルホテルの場合は、旅行客の需要に合わせて大幅に宿泊料金が変動します。特に東京・大阪・福岡などの都市部では、連休やイベント開催日にカプセルホテルの価格が大きく上がることがあります。
一方、ネットカフェは土日祝料金の範囲で収まることも多く、繁忙期ほど相対的に安く見つかる場合があります。
そのため、宿泊需要が大きく上がる時期は、均一料金に近いネットカフェのほうが、結果的に宿泊費を抑えやすいことがあります。
料金以外の違い|快適さ・安全性・荷物管理を比較
宿泊施設を選ぶ際は、自分が宿泊時に求める条件に合っているか、確認することが大切です。
ここでは、ネットカフェ・カプセルホテルそれぞれのメリット・デメリットと、向いている人を解説します。
ネットカフェのメリット・デメリット
メリット
- 鍵付き個室であればプライベートスペースが確保される
- 鍵付き個室であれば、カプセルホテルより音や視線が気になりにくい場合がある
- 漫画やインターネットなどの設備が充実している
デメリット
- ベッドがなく、椅子またはフラットシート上で寝る必要がある
- シャワーや一部アメニティが有料の場合が多い
- 時間ごとに課金されるため長時間滞在では高くなりやすい
向いている人
- 短時間の仮眠予定、または繁忙期でなるべく安く泊まりたい
- 鍵付き個室でセキュリティを確保したい
- 他人と同室で寝るのに抵抗がある
- ベッドでなくても問題なく休める
カプセルホテルのメリット・デメリット
メリット
- アメニティ(歯ブラシ・洗面用品・タオルなど)が用意されている場合が多い
- ホテル同様、チェックアウトの時刻を守れば時間を気にする必要がない
- シャワー、ベッドなどの宿泊用施設を利用できる
デメリット
- 他人と同室のため音が気になる場合がある
- 他人と同室のため夜中の荷物整理や移動に気を遣う
- プライベートスペースが狭く荷物の管理が面倒(ベッド外にロッカーがある場合が多い)
向いている人
- 一晩しっかり寝たい、または朝まで落ち着いて過ごしたい
- 他人と同室で寝るのに抵抗がない
- 最低限のアメニティは欲しい、荷物を減らしたい
安く予約するには早めの予約が重要
カプセルホテルの場合は、予定が決まったら早めに予約しましょう。
これは普通のホテルでも一緒ですが、予約するのが遅くなると、良い条件のホテルが予約で埋まっていたり、料金が高くなったりします。
また、ネットカフェの場合でも、公式サイトから予約できる場合もあります。
最近では、宿泊に最適な綺麗なネットカフェが増えており、国内外の観光客が宿泊先としてネットカフェを利用しています。
可能な場合は予約を取っておくと、「当日行ったらいっぱいだった…」という事態を避けやすくなります。
おすすめの予約方法
カプセルホテル予約
カプセルホテルの場合は、旅行予約サイトを使って比較しながら選ぶのがおすすめです。
様々なサイトがありますが、筆者が国内でカプセルホテルを予約するときは、アゴダ
アゴダ
また、じゃらんnet
宿泊したいカプセルホテルが決まっている場合は、ホテルの公式サイトを使うのも1つの手です。
ホテルによっては、公式サイトのほうが安い場合や、限定プランを用意している場合もあるので、一度比べてみることをおすすめします。
ネットカフェ予約
ネットカフェの場合も、個室の事前予約を受け付けている場合があります。
当日個室が満室の場合や、希望のタイプの個室が開いていない可能性もあるので、可能であれば予約することをおすすめします。
その際、各ネットカフェの公式サイトから予約するのが一般的です。
泊まる予定のネットカフェの公式サイトにアクセスし、事前予約できるか確認してみましょう。
Q&A
ネットカフェは予約なしでも泊まれる?
空きがあれば泊まれますが、週末や繁忙期は満室になることもあります。可能なら事前予約がおすすめです。
ネットカフェはどの部屋を予約すると良い?
寝やすさを重視するなら、フラットシートの鍵付き個室がおすすめです。
靴を脱いで、大人1人が寝転がることのできるスペースがある場合が多いです。
ただ、夜中に長時間PC作業する予定がある場合は、椅子のある個室も選択肢に入ります。
ネットカフェとカプセルホテル、どちらが快適?
しっかり寝たいならカプセルホテル、個室性を重視するなら鍵付き個室のネットカフェが向いています。
快適さは店舗にもよるので、清潔感・口コミ、設備を確認して選ぶのがおすすめです。
女性一人で泊まるならどっちが安心?
女性一人で泊まる場合は、料金だけでなく、個室性やフロア分け、設備の清潔感も重要です。
- 鍵付き完全個室を選べるネットカフェ
- 女性専用フロアがあるカプセルホテル
などを選ぶと安心しやすいです。
ただし、どちらも店舗によって差が大きいため、予約前に口コミや設備写真を確認しておくことをおすすめします。
まとめ
格安旅行者の味方であるネットカフェとカプセルホテル。どちらが安いか、使い分け方法とともにご紹介しました。
短時間や超繁忙期の場合はネットカフェ、しっかり寝たい場合はカプセルホテル、といったように、使い分けることで宿泊費を抑えやすくなります。
宿泊費を少しでも節約したいときは、「何時間滞在するのか」「しっかり寝たいのか」を基準に選ぶのがポイントです。
自分の旅程や予算に合わせて、ネットカフェとカプセルホテルを上手に使い分けてみてください。